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ネットワーキング: 新しいルータが必要? ネームサーバ DNS は? FreeBSD はすみに眠っている使われていない や の PC を簡単に 洗練されたパケットフィルタリング機能を持つ高級なルータに 変えることができます. X Windowワークステーション: 自由に利用できる XFree86 サーバや X Inside 社から提供される 優れた商業サーバを使うことによって, 安価な X 端末 として FreeBSD を使うこともできます. X 端末とは違っ てFreeBSD は多くのアプリケーションをローカルに走らせることもでき, 中心のサーバの負荷を軽減することも可能です. FreeBSD は CDROM または anonymous FTP によってソース, バイナリとも利用可能です. 詳しくは Appendix A をご覧ください. ここでの 3 人のまとめ役というのは, Nate Williams と, Rod Grimes と, 私 Jordan K.
Hubbard です. 私たちのもともとの目標は, patchkit という仕組みではもう十分に解決できなくなってしまった BSD の数多くの問題を修正するための, BSD の暫定的なスナップショットを作成することでした. 当時の BSD は, ほぼ一年にわたって放っておかれていた 訳注: 作者がバグの報告を受けても何もしなかった というひどい状況に苦しんでいました. 作者の代わりに問題を修正し続けていた patchkit は日を追うごとに不快なまでに膨張してしまっていました. このような状況に対して, このままではいけない, 何か行動を起こさなければ, ということで異議を唱えるものは私たちのなかにはいませんでした. しかし, この計画は唐突に終了してしまいました. Bill Jolitz が, このプロジェクトに対する受け入れ支持を取り下げることを突然決意し, なおかつこのプロジェクトの代わりに何をするのかを一切言明しなかったのです.
たとえ Bill が支持してくれないとしても, われわれの目標には依然として やる価値があると決心するのにさしたる時間はかかりませんでした. プロジェクトが実現に向けて軌道に乗ってきたことが明確になった時点で, 私は Walnut Creek CDROM 社に連絡してみました. CDROM を使って FreeBSD を配布することによって, インターネットに容易に接続できない多くの人々が FreeBSD を簡単に入手できるようになると考えたからです.
Walnut Creek CDROM 社は FreeBSD を CD で配布するというアイデアを採用してくれたばかりか, 作業するためのマシンと高速なインターネット回線を私たちのプロジェクトに提供してくれました. 当時は海のものとも山のものともわからなかった私たちのプロジェクトに対して, Walnut Creek CDROM 社が信じられないほどの信頼を寄せてくれたおかげで, FreeBSD は短期間のうちにここまで大きく成長したのです. CDROM による最初の配布 そしてネットでの, ベータ版ではない最初の一般向け配布 は FreeBSD 1. これはカリフォルニア大学バークレイ校の 4. 続けて 年 5 月に FreeBSD 1. この時期, あまり予想していなかった嵐が遠くから接近してきていました. 和解における譲歩の見返りにバークレイ校が得たのは, 4. 訳注: 4. ただし, このときの合意によって, 私たちは締め切りまでに一回だけ最後の公開をすることを許されました.
そしてそれは FreeBSD 1. それから FreeBSD プロジェクトは, まっさらでかなり不完全な 4. 起動し, 動作できるシステムを実際に作り上げるために必要となるプログ ラムコードのかなりの部分がバークレイ校の CSRG 訳注: BSDを作っているグループ によって いろいろな法的要求のせいで 削除されてしまっていたということと, 4.
この移行作業は結局 年の 11 月までかかりました. そしてその時点で FreeBSD 2. これは, かなり粗削りなところが残っていたにもかかわらず, かなりの成功を収めました. そしてその後に, より信頼性が高く, そしてインストールが簡単になった FreeBSD 2.
私たちは 年の 8 月に FreeBSD 2. この出来が非常に良く, 特に業務で運用しているサイトや ISP での人気が高かったので, 私たちは 2. それが FreeBSD 2. FreeBSD 2. X-STABLE の各ブランチに再び分岐しました. X-STABLE からは 3. X ブランチにおける最終リリースになる予定です. X-STABLE ブランチの作成が行われました. これは現時点で「最新の -stable ブランチ」になります. このブランチからのリリースは, 4. 長期的な開発プロジェクトは 5. FreeBSD プロジェクトの目的は, いかなる用途にも使用でき, 何ら制限のないソフトウェアを供給することです. 私たちの多くは, コード そしてプロジェクト に対してかなりの投資をしてきており, これからも多少の無駄はあっても投資を続けて行くつもりです. ただ, 他の人達にも同じような負担をするように主張しているわけではありません. FreeBSD に興味を持っている一人の残らず全ての人々に, 目的を限定しないでコードを提供すること.
そうすれば, コードは可能な限り広く使われ, 最大の恩恵をもたらすことができるでしょう. これが, 私たちが熱烈に支持しているフリーソフトウェアの最も基本的な目的であると, 私は信じています. 私たちのソースツリーに含まれるソースのうち, GNU 一般公有使用許諾 GPL または GNU ライブラリ一般公有使用許諾 LGPL に従っているものについては, 多少制限が課せられています.
ただし, ソースコードへのアクセスの保証という, 一般の制限とはいわば逆の制限 訳注1 です. GPL ソフトウェアの商利用には, そのライセンスにある 複雑な側面が影響してくることがあります. ですから私たちは, そうすることが合理的であると判断されたときには, より制限の少ない, BSD 著作権表示を採用しているソフトウェアを 選択するようにしています. FreeBSD の開発は非常に開かれた, 柔軟性のあるプロセスです.
貢献者リスト を見ていただければわかるとおり, FreeBSD は文字通り世界中の何百という人々の努力によって開発されています. 新しい開発者はいつでも大歓迎ですので, FreeBSD technical discussions メーリングリスト にメールを送ってください. FreeBSD announcements メーリングリスト もありますので, 他の FreeBSD ユーザに自分のやっていることを宣伝したい時にはどうぞ使ってください. FreeBSD のソースツリーは CVS Concurrent Versions System によってメンテナンスされています. CVS はソースコード管理用のフリーソフトウェアで, FreeBSD のリリースにも含まれています. FreeBSD の メイン CVS リポジトリ は米国カリフォルニア州のサンタクララ市に存在し, そこから世界中のたくさんのミラーサイトにコピーされています. CVS ツリーそのもの, そしてそのチェックアウトされたバージョンである -CURRENT と -STABLE は, あなたのマシンにも簡単に取ってくることができます.
これについては ソースツリーの同期 の章をご覧ください. ソースツリー管理者 は CVS ツリーへの書き込み権限を持っている人, つまり FreeBSD のソースに変更を加えることができる人です. 開発者にコードを送って見てもらうのに一番いい方法は send-pr 1 コマンドを使うことです. もし, 何か問題があって send-pr が使えないなら FreeBSD committer’s メーリングリスト にメールを送っていただいても構いません. FreeBSD コアチーム は FreeBSD プロジェクトが会社だとすると取締役会にあたるものです. コアチームとして一番重要な役割は FreeBSD プロジェクトが全体としてよい方向に向かっていることを確認することです.
責任感あふれる開発者を上記のソースツリー管理者として招くこと, また仕事上の都合などでコアチームをやめた人たちの後任を見つけることもコアチームの役割です. 現在のコアチームは FreeBSD 開発者 committer の中から 年 6 月に選挙によって選出されました.
コアチームを選出するための選挙は, 2 年ごとに行なわれています. コアチームのうち何人かは特定の担当分野を持っており, システムのうち一部に特に重点をおいて面倒を見ています. FreeBSD 開発者と担当分野の完全なリストは コントリビュータのリスト をご覧ください. Note: 忘れてほしくないのは, コアチームのほとんどは FreeBSD に対してボランティアの立場であり, FreeBSD プロジェクトからは何ら金銭的な支援を受けていない, ということです. むしろ, FreeBSD のために人生を棒に振ってしまった人の集まりといった方が正しいかも 最後になりますが, もっとも重要で多数をしめる開発者はフィードバック やバグフィクスをどんどん送ってくれるユーザ自身です. FreeBSD の開発に関わっていきたいという人は、 議論の場である FreeBSD technical discussions メーリングリスト に参加するとよいでしょう。 FreeBSD 関連メーリングリストに関する詳細は、 Appendix C をご覧ください。. FreeBSD への貢献者リスト は日に日に長くなっています.
あなたも今日, 何か送ることからはじめてみませんか? もちろん FreeBSD に貢献するには, コードを書くほかにもいろいろな方法があります. 助けが求められている分野については, FreeBSD プロジェクトのウェブサイト をご覧ください. ひとことで言うと, FreeBSD の開発組織はゆるやかな同心円状になっています. ともすると中央集権的に見えがちなこの組織は, FreeBSD の ユーザ がきちんと管理されたコードベースを 容易に追いかけられるようにデザインされているもので, 貢献したいという人を締め出す意図は全くありません! 私たちの目標は安定したオペレーティングシステムと 簡単にインストールして使うことのできる アプリケーション を提供することであり, この方法は結構うまくはたらくのです. FreeBSD は自由に利用でき、Intel i, i, Pentium, Pentium Pro, Celeron, Pentium II, Pentium III, Pentium IV とその互換 CPU , Xeon, DEC Alpha, SPARC64 の各アーキテクチャのコンピュータシステムで動作する, 4.
これはもともとカリフォルニア大学バークレイ校 CSRG グループのソフトウェアがベースとなっており, NetBSD, OpenBSD, BSD, そして Free Software Foundation の ソフトウェアなどにより拡張されています. そのおかげで, 最低 5 MB メモリという制約上でも動作するようになりました. その他の拡張としては, NIS のクライアントとサーバの完全なサポート, トランザクション TCP のサポート, ダイヤルオンデマンド PPP, 統合された DHCP のサポート, 改良された SCSI サブシステム, ISDN, ATM, FDDI, Fast Ethernet や Gigabit Ethernet Mbit アダプタへの対応, 最新の Adaptec コントローラ対応の改良や, 数百件におよぶバグの修正などがあります.
わたしたちはたくさんのユーザからのコメントや 提案をまじめに受け取り, 私たちが正しいと考え, かつ導入の手順が分かりやすいものを提供しようと努力しています. この 継続的に進化する プロセスに対するあなたの意見を 心からお待ちしています. FreeBSD では基本配布セットに加え, 移植されたソフトウェア集 として数千の人気の高いプログラムを提供しています. この文書を印刷している時点で 9, 以上の ports 移植ソフトウェア が存在します. ports には http WWW サーバから, ゲーム, 言語, エディタまでありとあらゆるものが含まれています.
こうすることで ports の更新を容易にし, ports に必要なディスクスペースを小さくすることができます. ports をコンパイルするには, インストールしたいと思っているプログラムのディレクトリに移動し, make install とすると, あとはすべてシステムがやってくれます. どの ports もオリジナルの配布セットを動的に CDROM や近くの FTP サーバから取ってくるので, ディスクは構築したいと思っている ports の分だけを準備しておけば十分です. これらのローカルにインストールされたドキュメントは, HTML ブラウザを使って, 以下の URL から 参照することができます. この章では, あなたのシステムに FreeBSD をインストールする方法について説明しています. FreeBSD は, CD-ROM, フロッピーディスク, 磁気テープ, MS-DOS パーティション, モデムや LAN を経由できるなら anonymous FTP や NFS を通じてインストールすることができます.
どのインストール方法を利用する場合も, まず 次のセクション で説明する インストールディスク の作成から始める必要があります. あなたが今すぐにインストールするつもりがなくとも, このディスクでコンピュータを起動すれば, あなたのハードウェアを FreeBSD で利用する上で重要な情報を得ることができます. また, その情報はどのインストール方法が利用できるのかについての判断材料にもなりますし, さらに, 後々起こるかも知れない問題を解決する手がかりにもなるでしょう. もし anonymous FTP を使用してインストールすることを考えているなら, 必要な作業は インストールフロッピー を用意することだけです.
インストールプログラムは自動的に, 他に必要なものを用意してくれます. この節では FreeBSD のインストールの準備から, 実際にインストールするところまでをひととおり解説しています. もし, 何か足りないな, と思われる部分に気付かれましたら, FreeBSD documentation project メーリングリスト まで電子メールでお知らせください. 訳注: FreeBSD documentation project メーリングリスト へのメールは英語でお願いします. まず最初に, あなたの使っているハードウェアが FreeBSD でサポートされているかどうか確認しなければなりません.
これには, サポートされている設定一覧 の節が便利です. このリストには割り込み番号 IRQ や IO ポートのアドレスといった, 拡張カードの設定に関する内容も書いておきます. これらのディスクは あなたのコンピュータを起動して, インストーラを起動するのに使用します.
この手順は, あなたのシステムが CDROM からの起動をサポートしていて, CDROM からインストールを行う場合には必要ありません. もしそうでなければ, 起動用のフロッピーが必要です. Note: あなたのシステムが CDROM からの起動をサポートしているかどうかわからない場合は, 試してみてください. 普通にドライブに CDROM を入れてシステムを再起動します. その際, システムがハードディスクよりも先に CDROM から起動を試みるように, BIOS の設定を変更する必要が あるかも知れません. Tip: もしあなたが CDROM を持っていても, ファイルをダウンロードすることには意味があります.
それは, CD がリリースされた後に FreeBSD のインストーラのバグが見つかった場合, FTP サイトのイメージは速やかに修正されるからです. 当たり前のことですが, プレスされた後の CD が修正されることはありません. flp という拡張子のファイルです. FreeBSD の CD-ROM を持っている場合は, floppies サブディレクトリの中にあります. また, FreeBSD の FTP サイトの floppies ディレクトリ および, そのミラーサイトからイメージをダウンロードすることも可能です. ファイルの名前は 時々 FreeBSD のリリースによって, またインストールを行うアーキテクチャによっても異なります. FTP サイトにある インストール用起動ディスクのイメージに関する説明 において, あなたが必要とするファイルに関する最新の情報が提供されています. ダウンロードしたイメージファイル一つに対して, 欠陥の無いフロッピーディスクを一枚用意する必要があります. 欠陥が無いことを確認する簡単な方法は, ディスクをフォーマットしてみることです.
Important: FreeBSD をインストールしようとした時に, インストーラがクラッシュもしくはフリーズしてしまったり, 不正な振る舞いをする場合にまず疑わなけばならないのは, 起動フロッピーです. 別のディスクにイメージファイルを書き込んで, もう一度試してみてください. flp というイメージファイルは, ディスクにコピーする通常ファイルでは ありません.
したがって, DOS の copy のような コマンドを使用してファイルを書き込むことはできません. これには, イメージを直接ディスクに書き込む特別なツールを使用する必要があります. flp ファイルに対して 毎回新しいフロッピーディスクに入れ換えながら繰り返します. flp の存在する場所に応じて調整してください. もし CD-ROM を持っていない場合には, FreeBSD の FTP サイトの tools ディレクトリ から fdimage をダウンロードすることができます.
他の FreeBSD システムなどの UNIX システム上で 起動フロッピーに書き込む場合は, dd 1 コマンドが利用できます. FreeBSD 上でなら, コマンドの実行は次のようになるでしょう. 他の異なる UNIX システムでは, フロッピーディスクのデバイスに 違う名前が使われているかも知れません. 必要に応じて, それぞれのシステムに付属する文書を参照する必要があるでしょう. あなたの CDROM ドライブが FreeBSD でサポートされない型である場合は, MS-DOS パーティション のセクションをご覧ください. BSDi の FreeBSD CD-ROM からインストールする場合は, 準備作業のすべてを行なう必要はありません その他の CDROM でもそうだと思いますが, わたしたちはその CDROM の構成を知りませんので, 確実にそうかどうかはわかりません.
Walnut Creek の CD-ROM に収録されている install. bat で直接 FreeBSD を起動することもできますし, makeflp. bat で起動フロッピーディスクをつくることも可能です. CD が El Torrito 規格の起動をサポートしていて, あなたのシステムが CDROM から直接起動する機能をサポートしているなら 多くの古いシステムは サポートしていません , 単に FreeBSD の CD の一枚目をドライブに CD を入れてシステムを再起動してください. すると CD から直接起動して, インストールメニューが表示されます. MS-DOS パーティションからインストールするつもりでいて, CD ドライブにアクセス可能なドライバが組み込まれているなら, CDROM に入っている install.
bat スクリプトを起動してください. これは, DOS から直接 FreeBSD のインストールへと進みます. DOS から 最も簡単なインタフェースを使うには, view と入力してください. すると DOS メニューユーティリティが起動し, 可能なすべてのインストール方法の選択ができるようになります. DOS から, もしくはフロッピーディスクからの起動が完了したら, インストールプログラムでインストールメディアとして CDROM を選択することができるようになっているはずです. すべての配布ファイルは, CDROM から読み込まれますので, 他の種類のインストールメディアは不要です.
Note: インストールに入る前に CD-ROM をドライブに入れておいて, インストールフロッピーディスクが立ち上がるときに CD-ROM を見つけられるようにしておくようにしましょう. CD-ROM をデフォルトでシステムにつけ加えたい場合も CD-ROM を入れておきます インストールメディアとして実際に CDROM を選択しない場合も同様. おわりに, あなたのマシンの CD-ROM を直接使って, FTP 経由で別のマシンに FreeBSD をインストールさせたいとします. あなたのマシンのインストールが終了した後に, vipw コマンドを使って, passwd ファイルに以下の行を追加します. こうするとあなたのマシンにネットワーク接続できる人 そして, login 許可を持っている人 は, メディアタイプとして FTP を選択できるように なります. あなたがフロッピーディスクからのインストールをしなくては ならない場合 私たちはこの方法を とらない ことを強く提案します , その理由はハードウェアがサポートされてなかったためか, 単にいばらの道を通ることを楽しんでいるからでしょうが, インストール用の フロッピーディスクを用意する必要があります.
最低でも bin 基本配布ファイル ディレクトリ内のすべてのファイル を入れられるだけの 1. これらのフロッピーディスクを DOS で作成している場合は, フロッピーディスクは「MS-DOS の FORMAT コマンドでフォーマット」 されなくてはなりません. Windows をお使いの場合は, Windowsのエクスプローラを使用してディスクを 初期化してください. A: ドライブを 右クリックして, “フォーマット”を選択します. 念のためにあなた 自身でフォーマットし直してください. ユーザからのトラブル報告の多くは ちゃんと初期化されていないディスクを 使用していたことが原因となっています. 私が特にフォーマットし直してくださいと述べているのも, この理由からです. 他の FreeBSD マシンでフロッピーディスクを作成している場合, フォーマットすることは悪いことではありません. いちいち DOS ファイルシステムのフロッピーディスクを作成する必要は ありませんので, disklabel コマンドと newfs コマンドを使って, 次のような手順で 3.
フォーマットされたフロッピーディスクを用意したら, それらにファイル をコピーしなくてはなりません. 配布ファイルはいくつかのかたまり にわかれていて, これらのかたまり五つで一般的な 1. フロッピーディスクに 入るだけファイルを入れていって, 配布ファイルをすべてコピーしてください. それぞれの配布ファイルはサブディレクトリに コピーする必要があります.
ab のようになります. CD-ROM にあるディレクトリ構造を反映してコピーしなくてはなりません. そこで, DOS の xcopy コマンドの使用をおすすめします. たとえば, FreeBSD の最低限のインストールをするには, このような手順で コピーします. ここで, C: ドライブには十分なディスクスペースが残っており, CD-ROM は E: ドライブに接続されているものとします. CDROM ドライブを持っていない場合, ftp. org から配布ファイル DISTS をダウンロードすることができます. それぞれの配布ファイル DISTS は, それぞれ独自の ディレクトリに入っています; たとえば, bin 配布ファイルは 5. テープからのインストールは, おそらく FTP を利用したオンライン インストールか, CD-ROM を利用したインストールができない場合の, もっとも簡単な方法でしょう. インストールプログラムは, 以下のような コマンドを使用して, 単純に配布ファイルがテープ上に tar されていることを 期待しています.
インストールに入る前に, テンポラリ 一時使用 ディレクトリに 十分なディスクスペースを確保して, 作成したテープの すべての ファイルを格納できることを確認してください テンポラリディレクトリは 自分で選ぶことができます. テープの特性上, ランダムにアクセスするこ とができませんので, 一時的に極めて大量の容量を必要とします. テープに準備しただけの量のディスクスペースを 一時的に使用することに 留意してください. Note: インストールに入るときは, 起動フロッピーディスク から立ち上げる 前 にテープをドライブに入れておかなくてはなりません. さもないとインストール時のデバイス検出のときにテープを 見つけられません. 三つの物理的な接続形態で, ネットワーク経由のインストールを おこなうことができます. シリアルポート SLIP もしくは PPP , パラレルポート PLIP laplink ケーブル使用 , またはイーサネット 標準的なイーサネットコントローラ いくつかの PCMCIA カードにも対応 を使用することができます.
SLIP のサポートはまだまだ原始的とも呼べる方法なので, ラップトップと 他のコンピュータをシリアルケーブルで接続するといった具合いに, 直接接続してなくてはいけません. SLIP インストールは, ダイヤル機能を 持っていませんので, インストールするためには直接接続しなくてはなりません.
PPP インストールではダイヤルアップ接続が可能ですので, できれば PPP 接続の 方を選択しましょう. もしもあなたがモデムを使用しているなら, あなたに残された選択肢は ほぼ間違いなく PPP インストールでしょう. インストール時に必要になりますので, サービスプロバイダ ISP に関する情報を用意しておきましょう.
PPP ダイヤルの際は, とてもシンプルな端末エミュレーターで 作業することになります. もし ISP に接続するのに PAP や CHAP を用いるなら 言い換えると, もしあなたが Windows で ISP に接続する時に スクリプトを使用していないのであれば , dial と ppp のプロンプトに対して入力 するだけでいいです. これ以上の情報については, handbook や FAQ のユーザー PPP エントリーを参照してください. 問題が起きた場合には, set log local 最後になりますが, ネットワークインストールのうちでもっとも高速なものとしては イーサネットアダプタを使用するのがあげられます.
FreeBSD ではきわめて多くの PC イーサネットカードをサポートしています. サポートされている カードの表 と, 必要な設定 は, サポートされているハードウェア に書いてあります. サポートされている PCMCIA カードを使っている場合には, ラップトップの電源を 入れる「前」に差し込んでおくことにも注意してください. 残念ながら今の FreeBSD は, インストール時の活線挿抜には対応していません. ネットワークでの IP アドレス, あなたのアドレスクラスに対応した ネットマスク, マシン名を知っておくことも必要です. PPP 接続を利用したインストールを行いたいけれども固定 IP アドレスを持っていないという場合は, ISP が自動的に IP アドレスを割り当てます. ネットワーク管理者の方に たずねればどんな値を使ったらよいかを教えてくれるでしょう. もしも他のホストを IP アドレスではなくて名前で引きたい場合, ネームサーバとゲートウェイ のアドレスも知らなくてはなりません PPP をご使用の場合は, プロバイダの IP アドレスになります.
HTTP proxy 下記参照 経由で FTP インストールを行いたい場合は, proxy サーバのアドレスも必要になります. これらのうちのすべて, またはいくつかを 知らない場合は, イーサネット経由でのインストールを始める前に「まず」 ネットワーク管理者に相談してください.
NFS 経由でインストールするためには, サブディレクトリも 含めたマウントにサーバが対応している必要があります. たとえば, FreeBSD 5. 他の NFS サーバの場合だとまた話が違ってくるかもしれません. URL として直接 IP アドレスで指定してもよく, 直接指定した場合はネームサーバ がなくても FTP インストールが可能になります.
たとえば, 以下のようにします. ファイアウォール内部のマシンではうまく動きませんが, passive モードをサポートしていない古い FTP サーバでも 動作します. passive モードでの FTP 転送 こちらが デフォルトです が失敗した場合は, active を使ってください. このモードを使用することで, ランダムポートアクセスインを 許さないファイアウォールを 越えることができるようになります. この方法では, ウェブブラウザと同様に HTTP プロトコルを使って proxy サーバに接続し, FTP の操作を実現します. proxy サーバは FTP 要求を 訳注: HTTP から FTP に 変換して FTP サーバに送るため, ファイアウォールが FTP 接続を禁止していても, HTTP proxy サーバが提供されていれば ファイアウォールを超えた FTP 接続を行なうことが可能です.
この方法を用いる場合は, FTP サーバの他に proxy サーバを指定する必要があります. Note: FTP proxy には HTTP proxy タイプでないものもありますが, そういったタイプは非常にまれです. どちらであるかわからないような場合は大抵, 上で述べている HTTP proxy タイプであると考えて良いでしょう. そうすると proxy サーバは本当のサーバの「ふり」 をするようになります. たとえば: ftp. org から ポート番号 で要求を待つ proxy FTP サーバ foo. com を使って インストールしたいとします. この場合では, 「オプション」メニューで FTP username を ftp ftp. org, パスワードとして自分の電子メールアドレス を指定します.
com が代理で処理をおこなうことになり, むこう のマシンからインストールすることができます インストール時 の要求により ftp. org からファイルをもってきます. BIOS の, ケーブルのつなぎ直しを必要としない番号の 付け替え機能を利用している場合は, 混乱しないように, まずはじめに Section 何かうまくいかなかった場合は, あなたが使おうとしている インストールメディアのことが書いてある箇所まで戻って もう一度読むとよいでしょう. おそらく最初読んだときに 見落していた, 有効なヒントがあるものと思います. ハードウェアの問題が出てきたとか, FreeBSD がまったく 立ち上がらない場合は, boot フロッピーディスクに提供されている Hardware Guide を読んで, 何か解決方法はないか探してください.
FreeBSD の起動フロッピーディスクには, インストールをおこなうために 必要と思われるすべてのオンラインドキュメントを用意してあります. もしもそのドキュメントがお望みのものでないようでしたら, 私たちはあなたが何にもっとも困っているのかを知りたいと思います. コメントを FreeBSD documentation project メーリングリスト にお送りください. 目標達成までには時間がかかりそうですが, ともかくそれが 目標なのであります flp を書き込んだフロッピーで 起動します. その後, 指示に従ってこれを取り出し, mfsroot. flp を書き込んだフロッピーを ドライブに入れ return キーを叩きます.
ハードウェアの性能に よりますが, 起動には 30秒から 3分かかります. 起動したら 初期選択画面が出てくるでしょう. もしも kern. F1 キーを叩きます. メニューシステムとインストールプログラム 全般に対しての使い方が表示されます. このメニューシステムを 使ったことがない場合は, 徹底的に 読んでください. 典型的なインストールでおまかせしたいか, それぞれの段階をいちいちコントロールしたいか 可能であれば適切なデフォルトを使用して 簡単にさっさと 済ませたいかによってそれぞれ, Standard, Custom, または Express を選択してください. FreeBSD を初めて使う方には, Standard を一番におすすめします. final configuration メニューからは, メニュー形式のさらに 進んだ設定をおこなうことができます.
インストールの時点できちんと 設定しておけば, ハードディスクからシステムを立ち上げ直した 時点でネットワーク接続ができるようになっていることでしょう. 現在 FreeBSD は, ISA, VLB, EISA, PCI バスを搭載した, SX から Pentium クラス までのさまざまな種類の PC で動作します SX はおすすめではありません. IDE, ESDIドライブや, さまざまな SCSI コントローラ, ネットワークカードや シリアルカードにも対応しています. FreeBSD は IBM のマイクロチャネル MCA バスもまたサポートしています. FreeBSD を走らせるには, 最低 8メガバイトの RAM が推奨されます. あなたのハードウェアによっては, それより少ないメモリでは 問題が発生する可能性があるため, 16メガバイトの RAM を推奨します.
DPT 社製 PMUM SCSI RAID コントローラは サポートされています. ASUS 社製 SC, Data Technology 社製 DTC およびその変種すべて , Diamond 社製 FirePort すべて , NCR 社製のカード すべて , SymBios 社製のカード すべて , Tekram 社製 DCW, U, および F, それに Tyan 社製 S などの SymBios 社 旧 NCR 社 製 53C, 53Ca, 53C, 53C, 53Ca, 53C, 53C, 53Cj, 53C, および 53C PCI SCSI コントローラ. サポートされている SCSI コントローラのすべてで, ハードディスク, 光ディスク, テープドライブ DAT および 8mm Exabyte を含む , メディアチェンジャ, プロセッサターゲットデバイスおよび CD-ROM といった SCSI-I, SCSI-II 周辺機器が利用可能です. CDROM コマンドをサポートする WORM デバイスは, CDROM ドライバを使用することで読み込みアクセスのみサポートされます.
Note: UltraStor 社製ドライバについては, 現在新しい CAM フレームワークへ移植作業中のものがあります. しかし, いつ完成するか, そもそも完成するのかどうか, わかりません. Alteon Networks 社製 PCI ギガビット Ethernet NIC など Tigon 1 および Tigon 2 チップセットを使用した ギガビットイーサネットカード. LinkSys 社製 EtherFast LNETX, NetGear 社製 FATX Rev.
NDC Communications 社製 SFAA A , CNet 社製 ProA または A , CNet 社製 ProB , SVEC 社製 PNTX など Macronix 社製 , A, , A および を使用した Fast Ethernet NIC. SysKonnect 社製 SKx を使用した PCI ギガビット Ethernet カード. SK baseLX シングルモード Fiber, シングルポート , SK baseSX マルチモード Fiber, シングルポート , SK baseLX シングルモード Fiber, デュアルポート および SK baseSX マルチモード Fiber, デュアルポート など. RealTek 社製 , NetVin 社製 , Winbond 社製 W89C, Surecom 社製 NE, VIA 社製 VT86C など NE をエミュレートする PCI ネットワークカード.
様々な USB 接続の周辺機器がサポートされています. しかしいくつかの例外はありますが, ここに書かれている種類のほとんどすべてのデバイスが サポートされます. Creative Labs 社製 SB16, SB32, SB AWE64 Gold を含む , Vibra16, SB PCI 実験的なドライバ , SB Live! 実験的なドライバ およびほとんどの SoundBlaster 互換のカード. Adlib, SoundBlaster, SoundBlaster Pro, ProAudioSpectrum, Gravis UltraSound および Roland MPU サウンドカード.
Note: これらのアダプタの ISA バージョンは, 実際には PCMCIA カードと ISA – PCMCIA ブリッジカードを組み合わせたものなので, どちらのデバイスも同じドライバで動作します. この節では基本的なインストールの際の, 報告された標準的な問題に対するトラブルシューティングのための情報が 書いてあります.
また, FreeBSD と MS-DOS のデュアルブートを行う際の いくつかの質問と回答も書いてあります. もしあなたのハードウェアがサポートされているにもかかわらず, 動作しなかったり他の問題点がある時は, コンピュータをリセットして, ビジュアルカーネルコンフィギュレーション オプションを与えているときにはそれを選択してください. ここで設定することで, あなたのハードウェアを通過するようにしたり, システムに対して情報を与えたりすることができます. 起動ディスクのカーネルは, ほとんどのハードウェアデバイスの IRQ, IO アドレス, DMA チャンネルは出荷されたままの状態であるとして 設定されています. もしハードウェアの設定が変更されていると, コンフィギュレーションエディタを使用してこれらの値を設定しなければ なりません.
Warning スクリーン sc0 などのインストールに必要なドライバを無効にしないでください. もし, コンフィギュレーションエディタを終了したあと, インストーラが動かなくなったり, 不思議な失敗をする場合は, 削除したり変更したりしてはいけないものを, 削除あるいは変更してしまった可能性があります. カーネルをハードウェアの設定にあわせた後, Q と叩くことで, 新しい設定で起動します. インストールが終了すると, コンフィギュレーションモードで変更した 設定は保存されますので, 毎回起動するたびに設定する必要はありません. また, カスタムカーネル を作りたくなるかもしれません. 多くのユーザは, FreeBSD を MS-DOS が入っている PC にインストールしようとするでしょう.
このようなシステムへの FreeBSD のインストールに関して, よく聞かれる質問が以下にあります. FreeBSD をインストールする容量がありません! まずはじめに, すべてを消去しなければいけないのですか? あなたのマシンではすでに MS-DOS が動いていて, FreeBSD をインストールする容量がないとしても, すべての望みがなくなったわけではありません. FreeBSD CDROM や 様々な FreeBSD の FTP サイトの tools ディレクトリにある FIPS ユーティリティを使うことができます. FIPS を使用することで, すでにある MS-DOS パーティションを, もともとの内容を保存したままのパーティションと, 何も入っていない FreeBSD をインストールすることのできる パーティションの二つに分割することができます. まず, Windows のデフラグ DEFRAG ユーティリティ エクスプローラ上で ハードドライブを右クリックして, デフラグ DEFRAG を選択 か, ノートンディスクツールを使用して, 指示に従ってデフラグメントを行ってください.
その後, 再起動して, 新しい空いているスライスに, FreeBSD をインストールすることができます. あなたが行うインストール方法では, どの程度の空き容量が必要なのかということについては, Distributioins メニューを見てください. また, PowerQuest 社の Partition Magic という, とても便利な製品があります. このアプリケーションは, FIPS よりも優れた機能をもっており, あなたが わたしのように 良くオペレーティングシステムを追加したり, 削除したりしようとしているのであれば, 強く推奨します.
しかし, このアプリケーションは, お金がかかりますし, あなたが FreeBSD を一度インストールして, そのまま使用しようと考えているのであれば, FIPS が最も良いでしょう. FreeBSD から 圧縮された MS-DOS のファイルシステムを利用することができますか? Stacker tm や DoubleSpace tm などのユーティリティを使用している場合は, FreeBSD からは圧縮していない部分しか扱うことができません. 残りのファイルシステムは, 一つの巨大なファイル Stack された, または Double Space されたファイル として見えるでしょう. これはもちろん, 拡張パーティションが SCSI のドライブ 0 にある場合の例です. IDE ドライブでは, da の代わりに, 4. それ以外の点では, 拡張パーティションをマウントする際も, 他の DOS ドライブをマウントするときと同様に, 以下のようにします:.
この章では FreeBSD オペレーティングシステムの基本的なコマンドと機能について記述しています. ここに書かれてあることのほとんどは, どんな Unix オペレーティングシステムにもあてはまります. この章に書いてあることに馴染みがあるなら, この章は気軽に流し読みしてください. あなたが FreeBSD の初心者なら, 何か質問する前にこの章を読んでおいた方がきっといいはずです.
FreeBSD は BSD Unix の直系の子孫であり, いくつかの鍵となる Unix 思想にもとづいています. まず最も際だった特徴として最初に言えるのは, FreeBSD がマルチユーザのオペレーティングシステムだということです. FreeBSD は同時に働いている複数のユーザすべてを, 完全に分離したタスク上で処理する能力を持っています. また FreeBSD は, ハードウェアデバイス, 周辺装置, メモリ, CPU 時間等への要求を, 各ユーザが平等に利用できるように適切に共有し, 管理する役割を担っています. システムがマルチユーザをサポートしているため, システムが管理する資源はすべて, 誰がその資源を読み・書き・実行できるかを支配する, 一組の許可属性を持っています. これらの許可属性は 3 つの部分からなる 2 桁の 8 進数の形で格納されています. それはそのファイルの所有者 owner に対するもの, そのファイルが所属するグループ group に対するもの, その他 others に対するものの 3 つです.
これを数字を使って表現すると, 次のようになります. ls 1 に対してコマンドライン引数 -l を使うと, 詳細なディレクトリリストを見ることができ, ファイルの所有者, グループ, その他への許可属性を示す欄があるのがわかります. 次に示すのは, ls -l の最初の部分だけ抜き出したものです. 最初の 一番左の 文字は, それが 普通のファイルなのか, ディレクトリなのか, キャラクタ型のデバイス特殊ファイルなのか, ブロック型のデバイス特殊ファイルなのか, ソケットなのか, その他の特殊な疑似ファイルデバイスなのかといった種類を示す特別な文字です. この場合, – という文字は, 普通のファイルであることを示します.
この例でその次に来る rw- と書かれた 3 文字は, そのファイルの所有者に許可を与えるものです. その次の r– の 3 文字は, そのファイルが所属しているグループに許可を与えます. 最後の r– の 3 文字は, システムに存在するその他のユーザに許可を与えます. このファイルの例では, ファイルの所有者はこのファイルを読み書きでき, ファイルの所属しているグループに属するユーザはファイルを読むことだけでき, そのどちらでもないユーザは, このファイルを読むだけできるように許可属性が与えられています. 上の表によれば, このファイルに与えられた許可属性は となります. ここで各数字は, このファイルの許可属性の 3 つの部分を表しています. しかし, デバイスの場合の許可属性はどのようにコントロールされているのでしょうか? FreeBSD は, 大部分のハードウェアをファイルとして取り扱います. そのため, プログラムからは普通のファイルとまったく同じようにオープンし, データの読み書きができるようになっています. ディレクトリもまた, ファイルと同様に扱われます.
ディレクトリが実行可能になっているとき, そのディレクトリに移動することができます. また, 実行可能属性がついているディレクトリでは, 名前が分かっているファイルにアクセスすることもできます もちろんそのファイル自体の許可属性によります. 特に, ディレクトリの中の一覧を表示させるためには, そのディレクトリに読み込み属性が設定されていなければなりません. 一方, 名前が分かっているファイルを削除するためには, そのファイルが含まれているディレクトリに 書き込み属性 と 実行属性 の両方が必要です.
この他にも許可属性ビットはありますが, いずれも setuid バイナリや sticky ディレクトリなどといった特殊な状況で使われます. ファイルの許可属性そのものについて, また, それらの設定のしかたに関する詳しい情報は, chmod 1 マニュアルページを参照してください. FreeBSD のディレクトリ構造は, システム全体を理解するに当たって重要です. このディレクトリは起動時に一番最初にマウントされ, オペレーティングシステムをマルチユーザで動作させるために 必要な基本システムが含まれています. また, ルートディレクトリには, 他のファイルシステムをマウントするためのマウントポイントも含まれます.
マウントポイントとはルートファイルシステムに存在する, 追加のファイルシステムと接続するためのディレクトリのことです. ファイルシステム構造を網羅した説明は hier 7 に書かれています. ここでは, もっともよく使われるディレクトリについて簡単に 見るだけで十分でしょう. さまざまな理由がありますが, ディレクトリをいくつかの異なるファイルシステム上に構築するのが良いでしょう. また, 次のような場合も, ディレクトリツリーを 別のファイルシステムに置く理由として良くあげられます. それは, たとえば物理的に別のディスクにディレクトリツリーを置く場合, ネットワークファイルシステム Network File System や CDROM ドライブのような別の仮想ディスクに置くという場合です. mount 8 に渡されるファイルシステムタイプ.
FreeBSD ファイルシステムのデフォルトは ufs です. 読み書きするファイルシステムには rw , 読み込み専用のファイルシステムには ro を, 必要な他のオプションの前に指定します. よく使われるオプションは noauto で, 起動時にはマウントされないファイルシステムに使います. その他のオプションは mount 8 マニュアルページに載っています. これは dump 8 が使うもので, どのファイルシステムにダンプが必要なのかを決めます. この項目がなければ, 0 であるものとみなされます. ファイルシステムチェックを飛ばしたいファイルシステムには, passno を 0 に設定してください. ルートファイルシステム どれよりも先にチェックしなければなりません は passno を 1 に設定してください. 他のファイルシステムの passno は 1 以上に設定してください. 同じ passno のファイルシステムがあった場合, fsck 8 は可能であれば並行してファイルシステムのチェック を行なおうとします.
mount 8 コマンドは, ファイルシステムをマウントするために使われるものです. mount 8 マニュアルページにはたくさんのオプションが書かれていますが, いちばんよく使われるのは次のものです. このオプションは -v フラグと組み合わせて使い, mount 8 が実際なにをしようとしているのか調べるのに便利です.
クリーンでないファイルシステムを強制的にマウントします 危険です. もしくは, ファイルシステムのマウント状態を 読み書き可能から読み込みのみに変更するとき, 書き込みアクセスを強制的に取り消します. これは rdonly 引数を -o オプションに使うのと同じです. または, -a を使った場合, 指定したタイプのファイルシステムのみマウントします.
umount 8 コマンドは, パラメータとしてマウントポイントの一つ, デバイス名, もしくは -a や -A といったオプションを取ります. いずれの形式でも -f で強制的なアンマウントを行ない, -v で詳細な出力を出します. ただしほとんどの場合, -f は使わないほうがよいでしょう. 強制的にファイルシステムをアンマウントすると, 計算機がクラッシュしたりファイルシステム上部のデータが 破壊されたりする恐れがあるためです. オプション -a と -A はマウントされているファイルシステムすべてをアンマウントするのに使います. また, -A を使うとルートファイルシステムはアンマウントしません. FreeBSD はマルチタスクのオペレーティングシステムです. つまり, 1つ以上のプログラムがあたかも同時に動いているかのように見える, ということです. 動作中のプログラムはそれぞれ プロセス と呼ばれます. コマンドを実行すると, 最低でも1つの新しいプロセスがスタートします. 各プロセスは プロセス ID , もしくは PID と呼ばれる数字でただ一つに識別されます.
また, ファイルのように各プロセスには所有者とグループがあります. 所有者とグループの情報は, これまでに見たファイル許可属性を用い, そのプロセスが開けるファイルやデバイスを決定するために使われます. 親プロセスとは, そのプロセスをスタートさせたプロセスのことです. 例えば, シェルにコマンドを打ち込んでいるときはシェルがプロセスで, 動かすコマンドもまたどれもプロセスです. これの例外は init という特別なプロセスです. init は常に最初のプロセスなので, PID は必ず 1 になります. init は FreeBSD がスタートするときカーネルによって自動的に起動されます. ps 1 と top 1 という2つのコマンドが システム上のプロセスを確認するために特に便利です. ps 1 コマンドは現在動作中のプロセスのリストを見るために使い, PID やプロセスが使っているメモリの量, どういうコマンドラインで起動されたのか, などを表示させることができます.
top 1 コマンドは動作中の全てのプロセスを表示し, 数秒ごとに表示を更新するので, 計算機がなにをしているのかインタラクティブに知ることができます. デフォルトでは, ps 1 は動作中かつ所有者が自分のコマンドのみを表示します.
この例で分かるとおり, ps 1 の出力はいくつかの行に整形されています. PID は先ほど見たプロセス ID です. PID は 1 から順に まで割り当てられ, 足りなくなると最初に戻って使い回されます. TT はプログラムが動いている tty を示します. STAT はプログラムの状態を示しますが, これもまた無視してよいでしょう. TIME はプログラムがその CPU 上で動いている時間の長さです–これはプログラムをスタートさせたとき からの経過時間であるとはかぎりません. CPU 上で時間を使う必要があるまでかなりの時間を費すようなプログラムもあるからです. 最後に, COMMAND はそのプログラムを起動するのに使われたコマンドラインとなります. ps 1 は表示する情報を変えるためのオプションをたくさんサポートしています. いちばん便利なのは auxww でしょう. a は自分のプロセスだけではなく, 動作中のプロセス全部についての情報を表示します. u はプロセスの所有者の名前をメモリ使用量と同様に表示します.
x はデーモンプロセスについての情報を表示し, ww で, スクリーンに入りきらないほど長くなったコマンドラインでも省略せず, ps 1 に全コマンドラインを表示させます. ヘッダ 最初の5行です は動作している最新のプロセスの PID, システムの平均負荷 システムがどれくらい忙しいかの指標 , システムの稼働時間 最後の再起動からの時間 と現在の時刻を示します. ヘッダの中の他の数字は動作中のプロセスの数 この場合 47 ですね , 使われているメモリとスワップ領域の量, そしてシステムが異なる CPU 状態に消費した時間と関係します.
その下には ps 1 の出力と同じような情報を持った行が続きます. 前と同様 PID にユーザ名, 消費 CPU 時間と実行中のコマンドを知ることができます. top 1 を使うとデフォルトでプロセスが使っているメモリ容量も分かります. メモリ使用量の欄は2項目に分かれており, 一方は合計使用量, そしてもう一方は実使用量です–合計使用量はアプリケーションが必要としているメモリ量で, 実使用量はその時点で実際に使われているメモリ量です. この例では, Netscape がだいたい 30MB の RAM を必要としていますが, いまのところ 9MB しか使っていないことが分かります. top 1 は自動的に2秒ごとに画面を更新します. s オプションを使えば更新間隔を変更することができます.
エディタを使っている場合, エディタを操作するのは簡単です. ファイルを開く, などと動かせばよいのです. このように操作できるのは, エディタにそういった機能があり, かつエディタが 端末 に関連づけられているからです. 一方, ユーザから始終入力があるように設計されていないプログラムもあり, そういったプログラムは最初から端末と切り離されます. 例えば, ウェブサーバは一日中ウェブのリクエストばかり処理するので, 通常全く入力を必要としません.
サイトからサイトへとメールを転送するプログラムも, こういった種類のアプリケーションの一例です. このようなプログラムは, デーモン と呼ばれます. デーモンはギリシャ神話の登場人物で, 善でも悪でもなく, 大雑把にいうと, 人間のために役立つことをしてくれる小さな妖精さんです. このため, 長い間 BSD のマスコットはスニーカーをはいてフォークを携えた かわいらしい姿のデーモンなのです. BIND は Berkeley Internet Name Daemon ですし 実際実行されるプログラムは named という名前です , Apache ウェブサーバのプログラムは httpd と呼ばれますし, ラインプリンタスプーリングデーモンは lpd , などなどです. これは単なる慣習で, しっかりがっちりとしたルールではありません. 例えば, Sendmail アプリケーションの主なメールデーモンは sendmail という名前で, 連想しそうな maild ではありません.
時々, デーモンプロセスと通信したいときがあります. この通信は シグナル と呼ばれ, デーモンにシグナルを送ることによってデーモン に限らずどんな動作中のプロセスでも と通信することができます. 送信可能なシグナルはたくさんあります–特別な意味があるものもあれば, アプリケーションによって解釈されるものもありますし, アプリケーションがシグナルをどう解釈するかは そのアプリケーションの文章を読めば分かるでしょう.
他人のプロセスに kill 1 や kill 2 を使ってシグナルを送っても, 許可されないでしょう. これの例外は root ユーザで, ルートユーザは誰のプロセスでもシグナルを送ることができます. FreeBSD もアプリケーションにシグナルを送ることがあります. アプリケーションを下手に書くと, 予想外のメモリにアクセスしようとするので, FreeBSD がプロセスに セグメンテーション違反 シグナル SIGSEGV を送ります. ある程度の時間が経ったら alarm 3 システムコールを使って警告してもらうようなアプリケーションには, 警告シグナル SIGALRM が送信される, などです. プロセスを止めるためには2つのシグナル, SIGTERM か SIGKILL を使います. SIGTERM は穏かにプロセスを終了させる方法です. プロセスはシグナル 受け取る ことができ, 終了させたいのだなということを理解し, 開いているログファイルを全部を閉じ, 一般的に終了前にしていたことを終えることができます.
中断できない処理の途中だと, SIGTERM をプロセスが無視することもあるかもしれません. プロセスは SIGKILL を無視することができません. プロセスに SIGKILL を送ると, FreeBSD はそのプロセスをそこで止めます [1]. 使う可能性のあるシグナルは, 他に SIGHUP , SIGUSR1 , と SIGUSR2 があります. これらは一般的な用途のシグナルで, このシグナルが送信されたときアプリケーションによって別のことをします. httpd を止めて再起動することもできますが, そうするとウェブサーバは一瞬ながら停止してしまいますし, ちょっとでも止まってほしくないこともあるでしょう.
ほとんどのデーモンは SIGHUP シグナルに対して設定ファイルを再読み込みする反応を返すよう書かれています. 従って, httpd を止めて再起動する代わりに, SIGHUP シグナルを送りましょう. これらのシグナルへの標準的な反応というものがないために, デーモンごとに行動が違うので, 疑問があれば必ずそのデーモンの文書を読んでください. kill 1 コマンドを使って送るシグナルはこの例をご覧ください. この例では, inetd 8 にシグナルを送る方法を示します. conf で, inetd 8 は SIGHUP が送信されるとこの設定ファイルを再読み込みします. シグナルを送りたいプロセスのプロセス ID を探します. それには ps 1 と grep 1 を使います. grep 1 コマンドは出力を検索するために使い, 指定した文字列を探します. このコマンドは一般ユーザで実行しますが, inetd 8 は root で実行されているので, ps 1 には ax オプションを与える必要があります. ということで, inetd 8 の PID は です.
grep inetd コマンドがこの出力に出てくる場合もあります. それは, ps 1 が動作中のプロセスのリストを見つける方法によります. kill 1 を使ってシグナルを送ります. inetd 8 は root で起動されているために, まず su 1 を使って root にならなければなりません. 大部分の Unix コマンドと同じく, 成功したら kill 1 は何の出力も表示しません.
これはとても便利なのですが, シェルが違うと送るシグナルの名前の指定の仕方が違います. 他のシグナルの送り方はほとんど同じで, コマンドラインの TERM や KILL を必要に応じて変えるだけです. Important: システム上のランダムプロセスを終了させるのはよくありません. 特に, プロセス ID が 1 の init 8 は特別です. Return を押す 前 に kill 1 を実行する引数を二重にチェックする 癖 をつけてください. FreeBSD では日々の作業のほとんどは, 「シェル」と呼ばれるコマンドラインインタフェイスを通して行われます. シェルの主な仕事はコマンドを入力チャンネルから受け取り, そしてそれらを実行することです.
大部分のシェルはさらに組み込みの機能を持っていて, 日々の作業, ファイル管理やファイル名の展開, コマンドライン編集, コマンドマクロ, 環境変数などに便利です. FreeBSD には sh Bourne Shell や tcsh 高機能 C-shell が含まれています. また, これ以外にも zsh や bash などたくさんのシェルが FreeBSD Ports Collection から利用可能です.
あなたが C のプログラマだったとすれば, tcsh のような C 風のシェルの方が落ち着くかもしれません. Linux から来た人や Unix のコマンドラインインタフェイスになじみがなければ, bash を試すのも良いでしょう. ポイントは, それぞれのシェルは, あなたの好みの作業環境で利用できる もしくはできない 独自の機能を持っているということ, そして, どのシェルを使うことにするかを決めるのはあなた自身だということです.
シェルの一般的な機能の一つに, ファイル名の補完があります. コマンドやファイル名の最初の数文字を与えて Tab キーを押すことで, シェルにコマンドやファイル名の残りの部分を自動的に補完させることができます. 二つのファイル foobar , foo.
bar が あったとします. ここで foo. bar の方を削除するには, rm fo[ Tab ]. これは複数のファイルがマッチしたため, ファイル名の補完を完全に行なえなかったことを伝えています. foobar と foo. bar は 両方とも fo ではじまるため, 補完できるのは foo までです.
を入力して Tab を押せば, シェルはファイル名の残りの部分を補完できます. もう一つあげられるシェルの特徴として, 環境変数があります. 環境変数とは, シェルの環境変数空間におけるキーと値とのペアです. この変数空間は, そのシェルから起動されたプログラムから参照でき, それを利用してプログラムの設定を保存するのに利用されます. 下の表は, 一般的な環境変数とその意味を示したものです. 環境変数をセットする方法は, それぞれのシェルごとに多少異なります. たとえば, tcsh や csh 等の C シェルでは setenv を使います. sh や bash 等の Bourne シェルでは set と export を使います. シェルはさまざまな特殊文字を, 特別なデータを表すものとして扱います. シェルを変更する一番簡単な方法は chsh コマンドを使うことです. chsh を実行すると 環境変数 EDITOR で示されたエディタが立ち上がります. 環境変数をセットしていなかった時は vi が立ち上がります. chsh に -s オプションをつけると, エディタを起動せずにシェルを変更することが可能です.
たとえば, シェルを bash に変えたいなら, 次のようにしてください. シェルを Ports コレクション から インストールしていたのであれば, すでにそれは行なわれていますが, 手動でインストールした場合は, それを忘れずに行ってください. さまざまな FreeBSD の設定は, テキストファイルを編集することで行われます. そのため, テキストエディタの扱いに慣れると良いでしょう. FreeBSD には, 基本システムの一部として二, 三提供されるものと, Ports collection から利用できる, たくさんのテキストエディタが用意されています.
最も学習が簡単なエディタは, easy editor の略で ee と呼ばれるものです. ee を立ち上げるには, コマンドラインから ee filename と入力します. ここで filename は, 編集しようとしているファイルの名前です. conf と入力します. 一旦 ee の中に入れば, エディタの機能を操作するコマンドはすべてディスプレイの上部に 表示されています. ee を終了するには Esc キーを押し, そして leave editor を選びます. ファイルが更新されていたときは, エディタは変更をセーブするかどうかプロンプトを出します. FreeBSD には, 基本システムの一部として vi , 一方 emacs や vim といった他のエディタは Ports Collection の一部として, より強力なテキストエディタが用意されています.
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私はインストールをする前に いろいろとソースコードを解析したいのですが、毎回 control-C を打たなければならないのが少し面倒です。. メモリー統計の取得 FreeBSD ブートストラップシステムの残りは 3 段階に分かれます. Parallels Desktop DOS から, もしくはフロッピーディスクからの起動が完了したら, インストールプログラムでインストールメディアとして CDROM を選択することができるようになっているはずです. 仮想マシンへの接続状態の表示 ホストマシンの管理”❿
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